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BveTs Vehicle Performance Table 2.01:encoding
speed1, step1value1, step2value1, ...
speed2, step1value2, step2value2, ...
..., ..., ..., ...
そのファイルの書式を示す文字列をファイルの先頭に必ず記述しなければなりません。
ファイル形式の後に、コロン ( : )、そのファイルの文字エンコーディング、改行の順に記述します。コロンの前後に空白を挿入することはできません。文字エンコーディングの記述を省略した場合、UTF-8 と認識されます。
シフト JIS の場合、ファイルヘッダーは以下のようになります。
BveTs Vehicle Performance Table 2.01:shift_jis
シャープ ( # ) から改行までの文字列は無視されます。
引張力テーブル、電流テーブル、進段パラメーターテーブルの列数は同じである必要があります。
1 列目に列車速度 [km/h] を昇順で (小さい方から順に) 記述します。値の間隔は一定である必要はありません。
2 列目以降に、その列車速度に対応する電動車 1 両あたりの引張力 [N] を記述します。1 つの列に記述された値の並びが 1 つの特性曲線を表します。2 つの値の間は線形補間されます。
2 列目以降に主電動機電流 [A] を記述します。その他は引張力テーブルと同じです。
特性曲線を切り替える条件などを定義します。1 列目に列車速度の代わりに以下の項目名を記述し、2 列目以降に、各項目に対応する値を特性曲線ごとに記述します。1 つの特性曲線をノッチまたは段と呼びます。
名前 | 単位 | 説明 |
BreakerDelay_On | s | 断流器遅れ時間 (入)。 |
BreakerDelay_Off | s | 断流器遅れ時間 (切)。 |
ResetTime NEW | s | 断流器切後、入可能になるまでの時間。 |
CurrentReducingTime | s | 減流遮断における減流時間。減流遮断を行わない場合は 0。 |
JerkRegulation_Up | A/s | ジャーク制御 (増)。ジャーク制御を行わない場合は 0。 |
JerkRegulation_Down | A/s | ジャーク制御 (減)。ジャーク制御を行わない場合は 0。 |
RequiredNotch_Up | 力行または抑即時、次の段に進むために必要な最小のハンドル位置。常用ブレーキ時は無関係。 | |
RequiredNotch_Down | 力行または抑即時、前の段に戻るために必要な最大のハンドル位置。前の段に戻さない場合は 0。惰行時に初期段に戻さない場合は -1。 | |
StepDelay_Up | s | 次の段に進むのに要する時間。 |
StepDelay_Down | s | 前の段に戻るのに要する時間。 |
CurrentLimitingValue_Empty | A | 次の段に進むことができる最大の電流 (空車時)。 |
CurrentLimitingValue_Full | A | 次の段に進むことができる最大の電流 (応荷重最大時)。 |
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