目次

• , (カンマ)
• ; (セミコロン)
• $
• 距離
• Route
• Train
• Structure
• Texture
• Cycle
• Track
• With ステートメント
• 注釈文

■ , (カンマ)

ステートメント (構文) を区切ります。
前後のスペースは自由です。

■ ; (セミコロン)

パラメータ(引数)を区切ります。
前後のスペースは自由です。

■ $

$Chr(Index)
Index で設定したASCIIコードの文字列に置き換えます。

$Rnd(Index1; Index2)
Index1 以上 Index2 以下の整数の乱数と置き換えます。

$Sub(Index)
格納された文字列と置き換えます。

$Sub(Index) = Value
文字列を格納します。
Index: (0~255)

■ 距離

数字から始まる場合、距離を設定します。

■ Route

Route.Comment Value
Value: 列車の説明

Route.Timetable Value
Value: 時刻表上部の文字列

Route.Change Value
Value: エンド交換{-1: 無(常用ブレーキ) | 0: 無(非常ブレーキ) | 1: 有}

Route.Gauge Value
Value: 軌間[mm]

Route.Signal(Index) Value
Value: 信号の許容速度[km/h]
Index: 信号{1: 警戒 | 2: 注意 | 3: 減速}

Route.RunInterval Value
Value: 先行列車との運転間隔[s]
* Track.PreTrainとの併用はできません。

Route.DeveloperID Value
Value: 開発者ID

■ Train

Train.Folder Value
Value: 車両フォルダ

Train.Run(IdxStType) Value
Value: 走行音インデックス("RunX.wav"のXの数字)
IdxStType: 線路のStructureインデックス(0~255)

Train.Flange(IdxStType) Value
Value: フランジ音インデックス("FrangeX.wav"のXの数字)
IdxStType: 線路のStructureインデックス(0~255)

■ Structure

Structure.StType.Load FileName
Structureをロードします。
FileName: Structureファイル(RW形式かCSV形式)の名前
* Loadメソッドは省略可
StType: Structureタイプ(下の一覧から)

■ Texture

Texture.TxType.Load FileName
FileName: イメージファイル(BMP形式)の名前
* Loadメソッドは省略可
TxType: テクスチャタイプ(現在は下の1つのみ)

■ Cycle

Cycle.CyType.Params i1; i2; i3; …; in
ix: Structureインデックス
* Paramsメソッドは省略可
CyType: サイクルタイプ(現在は下の1つのみ)

■ Track

"*"マークのあるものは25m単位でしか設定できません。

Track.Rail Index; X; Y; IdxStType*
他線の位置と線路タイプを設定します。
Index: 線路番号(1~15)
X: 自線からのX方向の距離(省略: 変更しない)
Y: 自線からのY方向の高さ(省略: 変更しない)
IdxStType: Structureインデックス(省略: 変更しない)

Track.RailEnd Index; X; Y*
他線を終了します。
Index: 線路番号(1~15)
X: 自線からのX方向の距離(省略: 変更しない)
Y: 自線からのY方向の高さ(省略: 変更しない)

Track.RailType Index; IdxStType*
自線の線路タイプを変更します。
Index = 0
IdxStType: Structureインデックス

Track.Accuracy Rank*
軌道の整備基準を設定します。
Rank: 精度(0: 高 ~ 4: 低)

Track.Pitch Rate*
自線の勾配を変更します。
Rate: 勾配[‰](+: 上り, -: 下り)

Track.Curve Radius; Cant*
自線の曲線を設定します。
Radius: 半径[m](+: 右カーブ, -: 左カーブ, 0: 直線)
Cant: カント[mm](省略: 0)

Track.Turn Slope*
自線を旋回させます。
Slope: 傾き(+: 右, -: 左) *25mで1.9m開く場合は 1.9/25=0.076

Track.Adhesion Rate*
レールの粘着性を設定します。
Rate: 計画値に対する比[%] (参考: 乾燥=135, 湿潤=93, 霜=85, 雪=50)

Track.Fog Start; End; Red; Green; Blue*
霧をかけます。
Start: 視界が100%の距離[m]
End: 視界が0%になる距離[m]
Red: 霧の色(赤成分) (0~255)
Green: 霧の色(緑成分) (0~255)
Blue: 霧の色(青成分) (0~255)

Track.Signal Number; Label; X; Y; Type (略式: Track.Sig)
色灯信号機を設置します。
Number: 現示の数(2: YとRの2現示, -2: GとRの2現示, 4: YYを含む4現示, -4: YGを含む4現示)
Label: 閉そく信号標識、番線表示標の文字列
X: パネル最上部のX方向の位置[m]
Y: パネル最上部のY方向の位置[m](0: 非表示, -1: 柱付き)
Type: 型{1: 閉そく信号機 | 2: 場内信号機 | 3: 出発信号機}
* X = 0, Y = -1 に設定すると閉そくだけ作ります。ATS->ATCの時などで、最後の信号機が永久に停止信号になってしまうのを防ぎます。

Track.Relay X; Y
中継信号機を設置します。
X: パネル最上部のX方向の位置[m]
Y: パネル最上部のY方向の位置[m]{0: 非表示 | -1: 柱付き}
* X = 0, Y = -1 に設定すると拡大表示もされません。信号機から600m未満の信号歓呼位置に設置します。

Track.Transponder Type; OverSig; Work (略式: Track.Tr)
地上子を設置します。
Type: 型{0: S型地上子 | 1: SN型地上子 | 2: 誤出発地上子 | 3: ATS-Pパターン発生・更新地上子 | 4: ATS-P即時停止地上子}
OverSig: ペアの信号機との間に存在する別の主信号機の数
Work: {0: 連動 | -1: 非連動}

地上子の置き方 S 型地上子は、信号機の外方 (手前) 600m 前後に設置します。速度制限や勾配、車両性能によって多少異なります。 SN 型地上子は、絶対信号機 (出発信号機と場内信号機) の外方 20m に設置します。 誤出発地上子は、停止位置が出発信号機から遠い場合に設置します。 ATS-P の即時停止地上子は、出発信号機では 25m、場内信号機・閉塞信号機では 30m 手前です。 パターン発生・更新地上子は、絶対信号機では 50m, 85m, 180m, 280m, 600m、閉塞信号機では 85m, 180m, 600m です。 ATS-PN の場合は、絶対信号機では 85m, 180m, 600m、閉塞信号機では 180m, 600m です。

Track.Pattern Type; Speed
ATS-Pのパターンを設定します。
Type: 型{0: 分岐器制限パターン | 1: 最高速度パターン}
Speed: 速度制限[km/h]

Track.Limit Speed; Direction; Cource*
速度制限を設定します。
Speed: 速度制限[km/h](0: 制限解除)
Direction: 速度制限標の設置方向{-1: 左側 | 0: なし | 1: 右側}
Cource: 進路の表示{-1:左 | 0:無し | 1:右}

Track.Stop Direction
停止位置を設定します。
Direction: 列車停止位置目標の設置方向{-1: 左側 | 0: なし | 1: 右側}

Track.Sta Name; Time1; Time2; PassAlarm; Door; Stop; Device; Sound1; Halt; Jam; Sound2*
駅を設置します。
Name: 駅名
Time1: 着時刻(HH.MMSS, P: 通過)
Time2: 発時刻(HH.MMSS, T: 終着)
PassAlarm: 停車駅通過防止警報{0: なし|1: 鳴動}
Door: ドア{-1: 左開扉|0: 開扉しない|1: 右開扉}
Stop: 進路の構成{1: 出発停止 | 0: 出発進行}
Device: 運転保安装置{0: ATS | 1: ATC}
Sound1: 到着放送ファイル名
Halt: 最短停車時間[s]
*最低限必要な停車時間。乗降人数や発車ベルのタイミングに影響します。
Jam: 乗車率[%](0~250)
Sound2: 発車ベルファイル名(終着駅は省略)

Track.Form Index1; Index2; RoofIdxStType; PfIdxStType*
プラットホームを設置します。
Index1: 線路番号(0~15)
Index2: 島式ホームの反対側の線路番号(1~15)、対向式ホームの向き{L: 左側 | R: 右側}
RoofIdxStType: 屋根のStructureインデックス(0: なし)
PfIdxStType: プラットホームのStructureインデックス

Track.Pole Index; Type; Locate; Distance; IdxStType*
架線柱を設置・変更します。
Index: 線路番号(0~15)
Type: 型{0: 単線 | 1: 複線 | 2: 3線 | 3: 複々線}(省略: そのまま)
Locate: 単線用の向き{-1: 左柱 | 1: 右柱}、または複線以上の走行位置(0: 最も左, 省略: そのまま)
Distance: 設置間隔[m]{25 | 50}(省略: 変更しない)
IdxStType: Structureインデックス(省略: 変更しない)

Track.PoleEnd Index*
架線柱の設置を終了します。
Index: 線路番号(0~15)
*架線柱終了位置の1つ手前まで架線柱は存在します。

Track.Wall Index; Direction; IdxStType*
沿線Structureを設置・変更します。
Index: 線路番号(0~15)
Direction: 向き{-1: 左 | 0: 両方 | 1: 右}
IdxStType: Structureインデックス

Track.WallEnd Index
沿線Structureを終了します。
Index: 線路番号(0~15)

Track.Dike Index; Direction; IdxStType*
沿線Structureを設置・変更します。
Index: 線路番号(0~15)
Direction: 向き{-1: 左 | 0: 両方 | 1: 右}
IdxStType: Structureインデックス

Track.DikeEnd Index
沿線Structureを終了します。
Index: 線路番号(0~15)

Track.Marker FileName; Distance
フリー標識を設定します。
FileName: イメージファイル名
Distance: 表示距離[m]

Track.Height Y*
線路の高さを設定します。
Y: 高さ[m](レール表面基準)
*前回のTrack.Heightから一定の割合で変化します。

Track.Ground IdxCyType*
地面を変更します。
IdxCyType: サイクルインデックス

Track.Crack Index1; Index2; IdxStType*
複線の隙間を埋めます。
Index1: 線路番号(0~15)
Index2: 相手の線路番号(1~15)
IdxStType: Structureインデックス

Track.FreeObj Index; IdxStType; X; Y; Turn
フリーStructureを設置します。
Index: 基準座標{-1: 地面 | 0~15: 線路番号}
IdxStType: Structureインデックス
X: X方向の位置[m]
Y: Y方向の位置[m]
Turn: Y軸まわりの角度[deg]

Track.Back TextureType*
背景を変更します。
TextureType: テクスチャインデックス

Track.Announce FileName*
車内放送を流します。
FileName: サウンドファイル名(WAV形式)

Track.Doppler FileName; X; Y
固定位置から繰り返し発音します。
FileName: サウンドファイル名(WAV形式)
X: 音源のX方向の位置[m]
Y: 音源のY方向の位置[m]
*他のTrack.Dopplerと100m以上離す必要があります。

Track.PreTrain Time
先行列車の位置と時刻を設定します。
Time: 通過時刻(HH.mmss)
*前回のTrack.PreTrainから一定速度で走行します。

■ With ステートメント

同じオブジェクトに対する処理をまとめて書く場合にオブジェクトを省略できます。
With Route
.Timetable Value
.Change Value
.Gauge Value

■ 注釈文

;Comment
";"から始まる場合注釈文になり、そのセルは無視されます。

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